あけほのむらさき

花も鳥もこころの旅にいく昔いくうつりして春はあけほの

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

特に動詞

同じ定型短詩として俳句から学ぶことは多い。現代俳句協会のサイトにて読んだ「切れ、動詞、オノマトペ」の考察が興味深かった。 切れ。上から下へと流れる叙情が歌の命でもあるので、自分はなるべく持たせないように心がけている。連作の際、例外はもちろん…

現代の平淡美

最初に購入した個人歌集は…という問いに対する答えは、西行か。 現代ものには全く興味が湧かなかった。心に響かない。果たしてこれが千年後まで残る言葉なのか、などと余計なことが頭を過る。好みの歌が数点あったとしても、総体として自分の感性に合わない…

SNSの時代

SNSアレルギーの自分が、SNSのおかげで前に進む、という皮肉。晒す行為を嫌悪する一方で、晒す行為のおかげで出会いがある。この時代の潮流に乗る。 日本美(あるいは真善美)の追究、古典の呼吸の日常化、一人称文学としての短歌の在り方とそれによる…

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