あけほのむらさき

花も鳥もこころの旅にいく昔いくうつりして春はあけほの

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パンドラの箱

口語短歌と情報革命(SNS)の同時発生が、三十一文字の今後を決定する分岐点になっている。いまだかつて歴史上で経験のなかった歌の変革期であり、未来の短歌の姿が決定される起因となる。 定型と不定型:定型に収まらない歌が多い。気持ちや内容を優先さ…

歌集

一般的に理解されている形態の歌集について、日ごろ思うこと。個人的に、興味はない。思い出として残すのであれば、家族向けへの家集として編集し、家族以外には渡らないものとする。歌集とは本来、家集であったはず。 紫式部集が 126 首、藤原俊成の長秋詠…

Utakata などその2

『Utakata』サイトに編集機能、投稿数表示が実装された。これで連作投稿も、順序は逆になるが、あるいは逆の順番で投稿するか…で、可能になったわけで、歌の林立するこちらのサイトへの移行を考え始める。 インターネットでの投稿を開始した当初の目的は「三…

Utakata など

新しい短歌投稿サイト「Utakata」が開設され、登録してみた。本来あるべき林立する歌の姿に惹かれた。コメントのやりとりやタグ記載が無いので、結社誌と同じようにただ歌を詠み鑑賞することができる。ルビが振れるのも結社誌っぽい。少し極端かもしれないが…

連歌もどき

構えて歌を詠むのではなく、気軽にさりげなく詠めたらいい。そのような状態は往々にして遊びの心理から生まれることが多いと思う。 連歌もどきの遊びから、ふっと秀歌が生まれたときは感心した。連歌は長句(575)と短句(77)の交互のやりとりだが、このも…

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